逃げない人

通勤に利用している自宅近くの最寄り駅で定期的に、ある都議会議員の方が通勤時間の有権者に対して
朝の挨拶をされています。

30歳ちょっとの若い議員の方なので、覚えやすかったのですが選挙期間かどうかに関係なく定期的に
立たれていましたが、ちょっと他の人とは違うな−、若いし、マニュフェストも真っ当そうだし頑張ってほしいな、位にしか思っていませんでした。

ところが、ある2度にわたる政治の泥沼劇によってその方の気概を目の当たりにすることになりました。

一度目は、彼が所属する党の党首が「政治と金」の問題で、連日マスメディアを賑わせ、とうとう党内からも代表辞任要求が出て
最終的には、自ら代表の辞任を発表し、党首を退くという出来事。

二度目は、党を創り、党をまとめてきた党首の退任により、その後一部の勢力が離党し、
別の党を立ち上げたり、残った党の内部でも政策の方針で大きく二分されてしまい、総選挙を前に
「挙党一致体制を維持できない」とのことから最終的に解党という結果になった出来事。

どちらも、その政党の看板を掲げ、辞任した代表とも何度もツーショットで人前に立ってきた
その彼にとって、痛恨の出来事であったに違いありません。

どこかに雲隠れして、誰にも会わず、自分の将来のことを考えることが精一杯でもおかしくないくらいの状況です。

ただ、そんな状況でも彼は駅前に立っていました。

自分の置かれた状況を、客観的に説明し、そして通勤通学する人に今日も一日頑張ってくださいと
一人一人に声をかけていました。

痺れました!!!

党にではなく、彼の支持者になった人は多かったと思います。
窮地に立たされた時にこそ、人は見ているし、自分の限界値を越えて成長するチャンスなのかもしれません。

同世代としても応援していきたいと思います。

「まず受からなければ、何もできない」魔法の言葉に堕ちた政党と政治家たち

こんな型破りな活動もされています。(このBlogを書くために検索していたらたまたま見つけて、びっくり!お世話になりました。。。)
#3 小室友里さま :: おときた駿のあのひとに逢いたい